スウィングガールズ
超 ネ タ バ レ レ ビ ュ ー / 2004.10.24

9/11の封切りから、今日10/24現在で映画館に足を運ぶこと6回。いくら歩いていける近所に映画館があるとはいえ、ひとつの作品をこんな短期間に何回も観るなんてありえない、と思っていた。スターウォーズシリーズでもせいぜい3回。これから先も、こんな作品に出会うことはないかもしれない。このサイトで映画のレビューを書くとも思わなかったが、たぶんそれも今回限りかと。以下の文章は多分にネタバレを含んでいる、というか全開なので、そのうちリリースされるであろうDVDで楽しもうと思っているひとは、読まないほうがいいかも。ネタを知ってても十分に楽しいが、念のため。
●2005.04.24/結局Lastコンサートのあとに観た特別上映とロケ地のフレンドリープラザで観たのを合わせたら11回。フリークの中では別に多いほうではない…よね?

【♪1】冒頭の補習風景。「月日は百代の過客にして…」って松尾芭蕉?懐かしい。でもその後覚えてない(ダメだ)。弁当屋が配達に間に合わなかった経緯は、フジ721でやっていたサイドストーリーで描かれている。サイドストーリーは7篇あるうちの2つが放映されて、いずれも冒頭の部分に関わりのある内容だったが、残りの5話はDVDにでも収録されるんだろうか。関口のサイドストーリーが超観たい。写真屋の娘岡村恵子が写真を撮るときの「とろけるチーズ♪」はどっかで使おう。
●2005.04.24/関口香織のサイドストーリー「フライング」は本編とちがう関口が見れて最高でした。もちろん、NHKの「ファイト」は毎日チェック!

【♪2】食中毒になる吹奏楽部員たち。部長がユーホニウムのベルの中にオエエーとゲロるシーンはちょっとキモかった。あとで思い切り楽器洗わないといけないね。
●2005.04.24/DVDに収録の監督コメントによると、ゲロしたのはヨーグルトで、楽器の中まで入り込まないようフタがしてあったと。公開当初は世間のプレイヤーの皆さんからいろいろ云われてたねー。

【♪3】友子の家のシーン。妹がPS2でプレイしている「スペースチャンネル5」のテーマ曲は、ラストの音楽祭でプレイする「メキシカン・フライヤー」である。設定細けぇ〜。「スペース〜」はプレイしたことなかったのでテーマ曲云々の話は公式ガイドブックで知ったのだが、最近そのテーマ曲を聴くことができた。なるほど、これはカッコイイ。かなりクールなアレンジである。サントラも出ているので、今度何かといっしょにamazonで注文するかな。
●2005.04.24/その後スペースチャンネル5のドリキャス版、パート2のPS2版を入手してプレイ。めちゃくちゃオモロイゲームでした。もちろんテーマ曲「メキシカン・フライヤー」は超ノリ。気楽に楽しめてキャラクターにもけっこうハマります。

【♪4】翌日の音楽室のシーン。関口登場である。DVDが出たらここ何回も観そう。続いて弘美と由香が現れて、「ちょっとジャマ」と押しのけられてスイマセンとイスに座り込むのもカワイイ。しかしこの娘はリコーダーで何をするつもりだったのか。いまいち動機がナゾである。しかしカワイイので何も云わない。すべてを許す。

水田芙美子as山本由香 【♪5】楽器練習開始のシーン。中坊のときのブラバン練習ではパーカッションだったので腹筋やら肺活量アップのトレーニングはなかったが、ひたすら何週間も木の箱イスを太い練習用スティックで右手だけ、左手だけ、と叩きつづけたこともあったのを思い出した。右手とか人差し指の横の皮がズルむけて超痛かったな。実際1週間しかないのにそんな練習から始めてる時間あるのか、と思ったが呼吸法くらいは知っとく必要はあるのかも。

【♪6】吹奏楽部復帰のシーン。トロンボーンを放したがらない関口がいじらしい。友子も関口のそんな気持ちを判りつつ、「いいがら来い!」と引っ張っていったのだと思う。そして校舎を出た後号泣。ここはもらい泣きする。しかし通りかかるバアさんの「何したんや〜?先生死んだんが〜?」で泣き笑い。その後窓越しに「すいませんでした〜」と謝られる小澤先生の微妙な表情がいい。
●2005.04.24/謝るシーンは号泣の前ね。あのシーンは監督から直前にキツいこと云われて半分マジ泣きだったとか。

【♪7】野球場で応援のシーン。「井上く〜ん(はぁと)」と登場する岩佐真悠子のチョイ役ぶりが何とも。しかし声は萌える。プリキュアで「藤村く〜ん」と藤Pを呼ぶほのかを思い出してしまった(誰にも云ってない)。このシーンのポイントはやはり応援オヤジの「スウィングしなけりゃ意味ないよー!」だろう。顔にボールが当たるのは痛そう。合成だけど。

【♪8】友子サックス入手へ。実際旧iMacとPS2を質に入れたら幾らになるのだろうか。数千円くらいにしかならないような気が。しかし楽器屋で耳かきしながら接客する店員とは話したくないな。そういえば神戸の高架下商店街でヤマハのSG-800が2万円くらいで並んでたときは買おうかと真剣に悩んだ。形はまぎれもなくSGなのでタカナカブルーに塗って飾っておこうかと思って。楽器ってそういう意外なところで見るとけっこう買ってしまいそうになるね。

【♪9】スーパーでバイトのシーン。ホットプレートの上の餃子にワインを振りかけて炎上。地元産ワインじゃ火はつかないだろ〜、と思ったがストーリーの流れはテンポがよかったのでよし。クビになったあと引き揚げるシーンで、派手グループの美郷が「田崎真珠!」と見せるのが渋い。渋すぎるぞ女子高生。ふつう買わんだろ田崎真珠は。
●2005.04.24/炎上シーンはホットプレートじゃなくてコンロでした。でもたぶん火がつくくらい鉄板がヒートしてたら餃子焦げて煙出てるのではないかと。「田崎真珠」のミサイルこと長嶋美紗ちゃんはTpを持つスタイルが格好よく、ドラムも叩けるマルチプレイヤー。性格も楽しそうでファンになりました。

【♪10】山で松茸狩りのシーン。「それ毒キノコ」と云われて「ぇぅぁっ」と放す拓雄がオカシイ。そしてイノシシに追われるニセストップモーション。直美のイッちゃってる表情が何とも。ここでも関口はカワイイ。

【♪11】使い物にならない中古楽器たちを、鉄工所で直しに行くシーン。鉄工所の兄弟の弟の方、何処かで見たことが…と思ったら、Charと小西真奈美のWebドラマ「DUAL FEEL」に出ていたのを発見。自分的に意外なつながりが面白かった。しかしスライドがうまく動かないボーンは、鉄工所じゃ直らないと思うがどうか。なんかベルのところ切ってたけど、あれはサックスか(´フ`)。

【♪12】公園で「イン・ザ・ムード」を練習する7人。コンセントを無断借用して電気をとっていたけど、そいうえば河原で拓雄がピアノ練習してるシーンでは何処から電気とってたんだろう?と思ったが深くは追求しないことにしよう。そしてカラオケボックスで練習へ。ドラムセットまで持ち込んでラッパ吹いたらそりゃうるさかろう。狭い部屋でキュウキュウにレイアウトして一斉にこっちを見る7人がカワイイ。そういえばデビュー前のBLACK BOTTOM BRASS BANDがJR大阪環状線の京橋駅前でゲリラライブしていたのを観たが、あまりに音がデカくて駅員が注意していた。他のヘタクソな雑音連中とは比べ物にならないほどいい音とグルーブだったのに。
●2005.04.24/拓雄が練習していた河原は彼の家のそばで、電源は家の2階からとっていた、というのが小説版にありました。他にもガールズたちの心の動きの描写とか、本編に入らなかったいいシーンがあるので、小説版もオススメです。

【♪13】小澤先生の家にて。先生はひとり暮らしなんだろうか。男の城オタク部屋。ひとりサックスのシャドープレイしてるところ見られたら、そりゃ返す言葉もないだろう。ジャズの薀蓄でごまかしているが。それをカッコイイと思ってしまう良江もちょっとアレだ。そして音楽教室で谷啓師匠登場。少しぐらいソロで吹いてるシーンが欲しかったな。

【♪14】小澤先生にジャズのリズムの取りかた(受け売り)を教わって、信号でウラ拍の取りかたをつかむ5人。ここでも関口がキーに。その後いろんなシーンでリズムをとってノる関口がまたカワイイ(こればっか)。そしてスーパー前で「故郷の空」演奏シーンにつながる。由香と弘美も再びバンドに。結局ちゃんと来てくれる二人である。続いて「メイク・ハー・マイン」へ。劇中の演奏曲の中ではこれが一番好き。信じられないほど上手くなった7人の演奏を見て慌てて楽器を買いに走り、演奏に参加する派手グループのギャルたち。なんで練習もしてないのにいきなり上手くなって合流するんだ、などと一番のツッコミどころ満載シーンではある。何回か観ているうちに、彼女たちも練習して再び合奏できるまでの時間の流れを最後に雪が舞うことで集約して見せてるんじゃないかな、と思ったが、絵コンテ集を読んだら監督も似たようなこと書いていた。サントラで聴くと途中から音の厚みが増してガールズのグルーブが生まれた瞬間にけっこうゾクっとくる。
●2005.04.24/やはりここでスパッとシーンが展開したのは正解だったのかも。曲のよさも含めて、何回観ても好きなシーンなのは変わらないです。

【♪15】冬シーン。完全にガールズ達の部室になってしまった小澤先生の家。ここで皆がどんな時間を過ごしていたか想像すると楽しい。出場を決めた音楽祭応募用のビデオ撮りに、学校の屋上へ。ここも好きなシーンのひとつである。雪だるまが傍らに置いてあるのもイイ。すごく充実したガールズたちの時間が感じられる。それが終わって雪合戦のシーン。小澤先生に云い寄る良江に雪玉をぶつけて「へっへっへ〜」と笑う友子と背中にドカンと雪玉を浴びてゆっくり振り向く直美が好き。みんなキャーキャーと楽しそうだが、このとき弘美と由香はどうしてたのだろうか。画面をよく見たらわかるかな。
●2005.04.24/DVDでよ〜く見たら、ちゃんと雪合戦してました。キャッキャ云ってたかは不明だけど。

中村知世as岡村恵子 【♪16】友子が申込書の郵送を忘れていたために、音楽祭に落選しブルーな雰囲気に。ここでも関口が気分を持ち直すためにラジオにあわせて吹き始め、皆に伝染し「まあ、いっかぁ」な雰囲気が戻る。ちょっと簡単すぎる気もするが、音楽で皆わかりあえることを象徴するシーン。それにしても皆なんで電車の中で楽器ハダカで持ってるんだろう。記念撮影をしたから?そして弥生先生がバスで迎えに来て会場へ向かう中、衣装のジャケットを電車に忘れて、みんながああ〜と嘆くところで、自分の頭をパンパン叩いているのは美保?ちょっと面白かった。
●2005.04.24/ハダカで持ってるのはやっぱり記念撮影したからよね。あそこでケースにしまっちゃってたらその後のシーンつながんないし。

【♪17】ホールに土壇場で到着し、クライマックスの演奏シーンに。このシーンを大スクリーンといい音響で観たいがために、何度もシアターに足を運ぶひとが多いのだろう。緊張してメロメロなメンバーを落ち着かせるきっかけを作ったのはやはり関口。オイシイところ全部持っていくキャラである。しかし直美、いくら緊張しててもカウント5つまでは数えないだろう。1曲目の「ムーンライト・セレナーデ」が終わって「メキシカン・フライヤー」へ。カスタネットを振る拓雄の表情が最高。直美のドラムもカッコイイ。前述の「スペース〜」のテーマでのアレンジもいいが、この劇中でのアレンジも相当にカッコイイ。それを吹いてしまう彼女たちはもっとカッコイイ。そしてドラムソロから「シング・シング・シング」へ切り替わり。トロンボーンから入るオープニングが絵的にもすごくイイ。そして主役3人のスタンドソロ。吹き終わった後に巻き起こる観客の拍手にゾクゾクしてしまう。映画館で観ている自分たちも立ち上がって手拍子できたらいいのにな、と何回観ても思う。

【♪18】エンディング。今まで来た回いずれも、ここで席を立つひとはひとりもいなかった。ナット・キング・コールの「L-O-V-E」に合わせて唄い踊るキャラクターたち。ここも何度も繰り返して観たいと思った。いつも見終わった後考えてしまうのは「次いつ観に来ようかな」ということ。最近の邦画としてはかなりのロングランだったこともあって、何度も観ることができた。あとはDVDが出るまでの間、録りためた特番や各種出版物でもながめて過ごそうと思う。結局一度も聴けてない生演奏が聴けたら一番最高なんだけど…。
●2005.04.24/その後2004年末のLastコンサート、DVD発売記念のタワレコイベントで本物の生演奏を聴くことができました。イヤッホウ。何年かあとに「同窓会」なんてやってくれたらいいな。
Kaori with SWINGGIRLS and a BOY
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